2019年11月19日 に、マルチバトルアリーナモバイルゲーム「モバイルレジェンド」の世界選手権、「MLBB World Championship 2019(M1)」がマレーシアのクアラルンプールにて開催されました。
M1では、合計で250,000米ドルの賞金を賭けて競い合った。主催の「Shanghai Moonton Technology」にとっても初の世界大会でありながら、ファンも選手も大きく盛り上がる熱い一週間となりました。
モバイルレジェンド World Championship 2019(M1)では、Mobile Legends: Bang Bang Professional League(MPL)にて直接招待した8チームと、世界の各地で開催されたM1予選を勝ち上がった8チーム、計16チームで構成されました。
2019年11月11日〜14日に行われたグループステージでは、上位8チームが決定。
2019年11月15日〜17日にクアラルンプール(マレーシア)にて、Axiata Arenaで開催されたプレイオフのグランドステージで激戦が繰り広げられました。
プレイオフの資格を獲得したチームは
■インドネシア
・Rex Regum Qeon(RRQ)
・ EVOS Legends
■ベトナム
・VEC Fantasy Main
■ミャンマー
・Burmese Ghouls
■マレーシア
・Axis Esports
・Todak
■フィリピン
・Sunsparks
■日本
・10second Gaming+
日本代表である10second Gaming+は予選時には優勝候補のONIC PHを2-0見事撃破し、本大会の優勝チーム、EVOS Legends と接戦の末、1-2で惜しくも敗北。
プレイオフのグランドステージではマレーシア代表のTodakと激戦を繰り広げるが敗退。日本代表のM1大会はベスト6で幕を閉じました。
日本では、eスポーツがあまり認知されておらず、プロゲーミングチームは殆どと言ってよい程、少ないのが現状。
10second Gaming+も例外ではなく、6人の中で、プロゲーマーはリーダー1人だけでメンバーが構成されています。海外で人気の高いモバイルレジェンドの世界大会でベスト6を勝ち取ったということは、モバイルレジェンドのユーザーだけでなく、日本のeスポーツ業界に影響をもたらしたでしょう。
Shanghai Moonton TechnologyのCEOであるJustin Yuan氏はこう述べています。
「我々の目標は、M1を通じてモバイルレジェンドとEsportsに情熱を持つプレイヤーを集めることです。我々は、この夢のために最善を尽くしたプロ選手たちの多くの努力とトレーニングを目の当たりにしました。我々は、誰もが我々が愛するものの価値を創造し、夢をさらに実現することを奨励したいと考えています。また、M1を通じてeスポーツ業界全体の発展ができるよう貢献していきたいと考えています。」
M1プレイオフでは、ノンストップな激戦だけでなく、他の多くのアクティビティも含まれていました。マレーシアの青年スポーツ大臣であるYB Tuan Syed Saddiqは、M1のゲストとしてグランドファイナルをサポートするために訪れました。
また、マレーシアの有名なバンド、K-Cliqueが2日目に素晴らしいパフォーマンスを披露。壮大なコスプレパフォーマンスも、グランドファイナルの日に開催されました。そして、最高のアクティビティであるラッキードロー(抽選会)の賞品と景品(18,000アイテム)が約144,000米ドル相当の価値で、イベントのラッキーな参加者に贈られました。
世界選手権は幕を閉じるが、モバイルレジェンドの大会やイベントはこの先にも多く展開。2019 SEA Gamesで初のeスポーツ金メダルをかけたイベントが開催されます。第30回SEA Gamesはフィリピンで、11月30日から12月11日まで開催され、eスポーツメダルイベントは12月5〜10日に開始される予定となっています。
M1は、Shanghai Moonton Technology Co. Ltd.とスポンサーのU Mobile、およびライブストリームパートナーのYouTube Gamingによって組織された。全M1マッチの詳細は、
【公式モバイルレジェンド Twitter】
https://twitter.com/mobilelegendsjp
で確認することができます。