PS4オンラインサービス終了へ:2026年からPSN機能が段階的に停止
PlayStation 4が発売されてから約12年が経過し、2026年春から複数のPlayStation Network(PSN)サービスが段階的に終了することになりました。私たちが長年親しんできたソニーの第8世代コンソールは、2020年11月にPlayStation 5に置き換えられましたが、その完全な引退への道のりが始まろうとしています。具体的に、2026年春(北半球では3月20日以降)から6つの重要なPSN機能が利用できなくなる予定です[-4]。
さらに、これは単なる始まりに過ぎません。PlayStation 4 ProやPlayStation 4コントローラーを含むPlayStation4エコシステム全体に影響を与える機能削減は、今後さらに加速すると予想されています。実際、すでに一部の機能(TournamentsとTeams)は2025年10月に停止されました。私たちがPlayStation 4ソフトを楽しむ方法は、これらの変更によって大きく変わる可能性があります。ソニーのPlayStation 4がこれまで提供してきたオンライン体験の転換点に、今私たちは立ち会っているのです。
ソニーがPSN機能の段階的終了を発表
ソニーインタラクティブエンターテインメント(SIE)が入手された内部文書によると、2026年春から一部のPlayStation Network(PSN)機能を段階的に終了することを計画しています。この決定は、PlayStation 4が発売13周年を迎える時期と重なります。
特に重要なのは、この変更が2026年春以降に提出される「新規のPS4タイトル」にのみ適用されるという点です[52]。つまり、既存のゲームや2026年春より前に提出されるタイトルには直接的な影響はありません。
終了予定の6つのレガシーPSN機能は以下のとおりです:
- アクティビティフィード Web API(実績や進捗の共有機能)
- タイトル小容量ストレージ(TSS)(一時的なゲームデータの保存)
- タイトルユーザーストレージ(TUS)(ユーザー別のパーソナライズ情報)
- ユーザーとプロフィール
- ワードフィルター
- 共有メディア Web API
この措置について、ソニーは「コンソール世代を超えたより統一された拡張性の高い基盤を提供するため」と説明しています[52]。実際、これらの機能はPS5では既に採用されていない「PS4世代のレガシーシステム」であり、ソニーは開発リソースを次世代プラットフォームに集中させる意向です。
さらに、2025年10月にはPS4の「トーナメント」メニューと「チーム」機能、2025年3月には「What’s New」の「アクティビティー」機能の一部がすでに終了予定となっています。また、2026年1月からはPlayStation Plusの月間フリープレイやゲームカタログにおいてPS4向けタイトルの追加頻度が減少する予定です。
終了予定の6つのPSN機能とは?
PS4の次期アップデートで終了する6つのレガシー機能について、詳細が明らかになりました。これらは2026年春以降に提出される新規PS4タイトルのみに影響するものです。
終了する6つの機能は以下のとおりです:
- アクティビティフィード Web API:実績や進捗状況を共有するために使用される機能
- タイトルスモールストレージ(TSS):一時的なゲームデータを保存するための機能
- タイトルユーザーストレージ(TUS):ユーザーごとにパーソナライズされた情報を保存する機能
- ユーザーとプロフィール:プロフィール情報の統合に関わる機能
- 単語フィルター:不適切な表現をフィルタリングする機能
- 共有メディア Web API:スクリーンショットやビデオクリップなどのメディア共有に関する機能
特筆すべきは、この変更が既存のPS4タイトルには影響しないという点です。すでにリリースされているPlayStation 4ソフトや2026年春までに認証されるゲームは、これまで通り機能します。しかしながら、この措置により新規タイトル開発者は、これらのレガシーAPIを使わずに新しいプロジェクトを適応させるという課題に直面することになります。
PlayStation側の説明によると、「これらのサービスは、ゲーム機の世代を超えてより統一された、将来にわたって対応しやすい基盤を提供するように設計されています」としています。つまり、Sony PlayStation 4から次世代機へのスムーズな移行を促進するための戦略的な動きと言えるでしょう。
PS4ユーザーと開発者に与える影響
PSN機能の段階的終了は、PlayStation 4ユーザーと開発者の双方に大きな影響をもたらします。まず、一般ユーザーにとって、2026年1月以降、PlayStation Plusの毎月のフリープレイやゲームカタログにおいて、PS4向けタイトルの追加頻度が減少します。これは、ソニーが「多くのプレイヤーがPS5でプレイしており、PS5タイトルがよくプレイされる傾向」に対応する措置です。
また、ハードウェア面でも、PlayStation 4 Proの各シリーズのアフターサービス受付は順次終了しています。CUH-7200シリーズは2025年11月30日、CUH-7100シリーズは2023年12月20日に終了しました。
さらに、人気ゲーム『原神』のPS4版も2025年9月10日からプレイステーションストアでの配信が終了し、2026年2月25日にはゲーム内アイテム販売が停止、2026年4月8日には完全にアップデートが停止されログインができなくなります。
開発者にとっては、2026年春以降に提出される新規PS4ゲームで6つのレガシー機能が使用できなくなるため、開発計画の見直しが必要になります。これにより、新作PS4タイトルのオンライン体験は以前より制限されたものになる可能性があります。
実質的に、これらの変更はソニーがPS5へのユーザー移行を促進する戦略の一環であり、「PS5や他のデバイスでのプレイを推奨」する動きとなっています。PlayStation 4の長い歴史は新たな局面を迎え、ユーザーと開発者の双方は今後の変化に適応していくことが求められています。
結論
これまで述べたように、PlayStation 4は2026年春から重要なPSNサービスの段階的終了を迎えます。確かに、アクティビティフィード、ストレージ機能、ワードフィルターなど6つの主要機能が新規タイトルで使用できなくなることは大きな変化です。しかしながら、既存のゲームタイトルには影響がないため、私たちが現在楽しんでいるPS4ゲームは引き続きプレイ可能です。
また、2025年からすでに一部機能が終了し始めることや、PlayStation Plusの月間フリープレイにおけるPS4タイトル追加頻度の減少など、この移行は徐々に進んでいくことがわかります。つまり、ソニーはPS5への移行を段階的に促進しているのです。
特に開発者にとっては、新規PS4タイトル開発における機能制限という課題があります。一方、ユーザーとしては、PS5への移行を検討する時期が近づいているといえるでしょう。最終的に、これらの変更はPlayStation 4の長い歴史における自然な進化の過程です。
振り返ると、約12年間にわたって私たちに素晴らしいゲーム体験を提供してきたPlayStation 4は、今後も既存のタイトルでその魅力を維持しつつ、徐々に次世代機へとバトンを渡していくことになります。したがって、私たちPS4ユーザーは、これからの移行期間を通じて、愛機との関係が少しずつ変化していくことを受け入れる必要があるでしょう。


